■ プロジェクト "netarts.org 2006" の審査結果について
■ 町田市立国際版画美術館は、1995年に世界に先駆けてインターネット上にArt Museumを開設しました。それが、"アート・オン・ザ・ネット"展です。それから2003年までの9年間に、社会やアートの概念は想像を超えて大きく変化しました。そして、これまで以上に、アートと社会、そしてインフォメーション・テクノロジーとの関係に焦点をあてることを目的として、新しいプロジェクトである"project netarts.org"が2004年にスタートしました。このプロジェクトは未だ発展の途上にありますが、展覧会セクションは継続して開催されます。
■ 今年の"netarts.org 2006"展は、マーク・アメリカ(アメリカ)、スーザン・ヘイゼン(イスラエル)、アニェゼ・トロッキ(イタリア)、マルコ・デセリーズ(イタリア)、ゼリコ・ブレイス(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)、そして町田市立国際版画美術館の担当学芸員によって審査され、展示作品と大賞作品が決定されました。大賞賞金は20万円です。
■ 今年のテーマは、"tagging the present"。『現在をタグする/現在にタグする』の解釈も、審査にあたって重視されました。 |