時空を越えてまで下世話さを訴求してくるという、やけに壮大なスタイルを持つ今日のテレビ放送ですが、
この作品は、そのテレビ放送を解体して、いくつかの観点からの不断の計測を加えて、再構築することで、
その壮大なスタイルから発散される緊張感めいたものをお手軽に体験いただこう、そういう装置です。
渡邉 朋也 / Tomoya WATANABE 1984年 東京生まれ
多摩美術大学情報デザイン学科情報芸術コース卒業。
同コース副手を経て、現在は同大学図書館に勤務。
大学ではメディア芸術の制作を専攻、卒業後も継続的にコンピュータやテレビジョンなどのメディア技術を駆使したインスタレーションを制作、発表する。
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