■フィリップ・ツィンメルマンは、スイスのチューリヒにあるスイス連邦技術研究所で環境科学を学んだ。ウェブ・アプリケーション開発の会社を共同して興すまでの数年間は、IBMやジーメンスのＩＴ部門に勤務。2001年から2005年の間、連邦技術研究所でマン−マシン・インターフェースのグループで働き、そこで博士号を得る。2005年の夏から、ベルン大学にて補助研究員として勤務している。目下、「人間とコンピュータの相互作用」という文脈における影響の度合いを計測することにも興味を持っているが、それは、デザインやデザインされたものへの感情的な反応と、イーラーニングにおける動機や感情とを計測することである。

■ビート・ブログルはベルリン在住のスイス人アーティスト。その作品は形態学的変換と、知覚の周縁部における連想について研究するものである。素描、彫刻、映画やビデオ、インタラクティブなインスタレーションといった多様なメディアにおいて制作を行っており、その作品はヨーロッパ中で、また近年ではオーストラリアやアジアでも展覧されている。